戊辰戦争動画(第3弾・江戸遁走から東征軍発足まで)の紹介
戊辰戦争動画(第3弾・江戸遁走から東征軍発足まで)をご紹介します。
戊辰戦争 (03・江戸遁走から東征軍発足まで) / Boshin War
第2弾の動画*1で、前将軍・徳川慶喜は「千兵が最期の一兵になろうとも決して退いてはならぬ。奮発して尽力すべし!」と旧幕兵に厳命しましたが、板倉勝静(備中松山藩主)、酒井忠惇(姫路藩主)、松平容保(会津藩主)、松平定敬(桑名藩主)ら*2と共に、1月6日(1月30日)夜、開陽丸で大阪を遁走しました*3。
なお、このとき開陽丸には、艦長・榎本武揚は乗っていませんでした。
武揚は7日(31日)に大阪城に入城し、後日、新選組らと共に冨士山丸で大坂を出立しました。
動画内で、新政府に与した岡山藩の軍が備中松山藩に進軍した際、藩主不在のなか陽明学者である山田方谷*4の奔走により、無血開城を成し得たと紹介しました。
このように方谷は領民を第一と考え、勝静*5にもそう諫言していました。
しかし、幕府を想う勝静は箱館戦争まで付き従い、方谷により江戸に半強制的に連れ戻されます。
また、東海道軍により進軍された桑名藩も、松平定教の出頭・幽閉により、無血開城を成し得ました。
定教がまだ、齢10歳の時でした。
そのほか、唐津藩の小笠原長国と長行の義絶による降伏など、旧幕府に与する君主や親族、身内に背いてまで国元を想い奔走した藩代表者のおかげで、大した武力衝突も起きずに済みました。
次回の第4弾では、舞台が西から東に移り、東で初の戦いなどを紹介します。
是非ご視聴ください。
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